墓じまいに悩んでおられる方へ
皆様、突然ですが、お墓の管理はどうされていますか?
少子高齢化や地方の過疎化などお墓の管理に困っているという話を最近特によく聞くようになりました。
実家が遠くてお墓に参れない、
維持するのにお金がかかって大変、
誰もお墓を管理する人がいません・・・
など、こんなお悩みの方は、是非!!
この記事を最後までご覧ください。
・お墓を処分する
・お墓を移動する
・墓じまい
・準備と費用を詳しくご説明いたします。
①墓じまいとは?
現在のお墓を維持できない。
もっと便利な場所へ移動したい。
そんな悩みを解決する一つの手立てが墓じまいです。
墓じまいは、今あるお墓から遺骨を取り出して、墓石を撤去、解体し、墓地管理者に返還する事です。
墓じまいが済んだらそれぞれの家庭に合ったやり方で供養をします。
改葬とも呼ばれています。
それなら、お墓から遺骨を取り出して持ち帰ればいいの??
答えはNOです!
勝手にお墓を移動処分する事は、墓地埋葬等に関する法律(刑法190条)で禁止されています。
しっかりとした手順をふめば大丈夫です。
しかし、仮にお墓を移動処分の許可が下りたとしても、
ご先祖様の罰があたる?
供養を放棄したことで罪悪感が・・・
お寺さんと疎遠で言いにくい・・・
など色々な理由で先延ばしにしている方もいるのではないでしょうか。
墓じまいと言うのは、これからも先の未来もきちんとご先祖様を供養していくための行いなのです!
墓じまいの手順
①家族親族との相談
お墓は先祖代々の遺骨を埋葬された大切な場所です。
親族とも深い関りがあります。
まずは、家族親族との相談から行いましょう。
同意のないまま進めたら親族間でトラブルになるかもしれません。
②お墓を管理している寺院や霊園に連絡して
墓じまいをすることを伝えましょう。
埋葬証明書の発行もお願いしておきましょう。
③供養先の決定
お墓にかわる供養先を決めましょう。
・お寺に遺骨を預けて供養してもらう
・永代供養
・合祀墓
・納骨堂に収める
最近は埋葬せずに手元に置いて供養する手元供養もあります。
家族様に合った供養先を決めましょう。
④行政への手続き
お墓がある自治体への手続きも忘れないようにしましょう。
自治体の許可なく勝手に遺骨を動かしたら処罰されます。
詳しくは各自治体のホームページを見てください。
⑤閉眼供養の依頼
一般的にはお墓を撤去する前に閉眼供養をします。
お坊さんに読経をしたもらい魂を抜きます。
菩提寺に頼むのがいいですが、菩提寺がわからない
お寺とのお付き合いがない。
そんな方は、お墓専門石材店に相談するのがお勧めです。
⑥遺骨の取り出しと墓石の撤去
手続きが済んでいたら、個人でも遺骨を取り出せるのですが、重い墓石を動かし・・・
あまりお勧めはできません。
墓石の撤去土台を解体する事は、石材店さんに依頼するのが良いでしょう。
気を付けないといけないのは、霊園によっては石材店が決まっている場合もありますので、注意してください。
⑦供養先に納骨
遺骨を破棄するのも法律で禁止されていますので、たとえ自宅の庭でも埋葬してはいけません。
遺骨を粉末状にして、山や海に撒く散骨という方法もあります。
ただし、条例で散骨を禁止している自治体もありますので、注意が必要です。
墓じまいの費用
墓じまいの費用は大きく分けて4つあります。
1,墓石の撤去解体費用
墓石を撤去して更地にするには、1㎡あたり約15万から20万円ほどかかります。
あらかじめ見積もりをもらうと安心です。
2,閉眼供養のお布施
閉眼供養をする時はお布施を用意しましょう。
地域や宗派によって金額は違いますが、一般的な相場は3万円から10万円くらいになります。
3,離檀料
離檀料とはこれまでお世話になった菩提寺に収めるものです。
費用感は難しい所ですが、目安は5万円~15万円くらいです。
金額に決まりはありませんのでありがとうの気持ちを込めてお渡ししましょう。
4,新しい供養先の費用
選ぶ供養の形によって大きく違います。
例えば、永代供養は30万円~100万円くらいです。
合祀ですと、10万円~30万円くらいです。
自宅に安置する手元供養でも数万円かかると言われています。
海洋散骨は個別・合同・委託の3種類あり、1番お安く出来る委託ですと、5万円前後になります。
行政手続きにも、ちょっと費用はかかります。
多くても数千円と言うところです。
因みにやわらぎ完結葬の合祀なら
遺骨の引き取りと供養を含んで低価格で引き受けておりますので、ご検討をお願いいたします。
業者に依頼
お墓に参るけどお寺自体には足が遠のいて・・・
おじいちゃんが亡くなってからお寺さんとの付き合いもないし・・・
そもそも菩提寺をしらない・・・
そういう方もいらっしゃるかと思います。
お寺さんとの関係がよろしくなければ、お墓をなんとかしようと思ってもなかなか腰があがらないものです。
そんな時は墓じまいの代行業者に依頼するのもありかと思います。
お寺との相談交渉から行政の手続き、業者の手配ご遺骨の取り出し、供養まで大部分を代行してくれる業者もございます。費用は利用サービスによって違いますけど、20万円から30万円くらいです。
ちょっと値段は張りますが、後々のお墓の維持管理を考えるとうなずけるかもしれません。
まとめ
最近はお墓をもたない選択をする方も増えております。
墓じまいの代行業者と言うのもあって、ハードルもだいぶ下がってきました。
お子様やお孫さんの代になってお墓が廃れて将来的に無縁墓になってしまう事を考えると。今のうちにお墓の事を考えておくのがいいかもしれません。
これから先も、ちゃんとご先祖様を供養していく為に、それぞれご家庭に合ったやり方を見つけてみてください。
●やわらぎ完結葬●
【直葬(火葬式)】と【法要・供養】
お布施含め318,000円
+
火葬料金、ドライアイス料金、安置料金
※火葬料金は、市町村や自治体の住民、住民以外により異なります。
<プランに含まれている内容>
・法名(戒名)の授与・火葬場での読経・忌日法要・四十九日法要・彼岸・初盆
・一周忌法要・三回忌法要・七回忌法要・永代経・合祀・納骨
※法名(戒名)を先に授与する先取完結葬(生前予約)も承っております。
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